「志望動機」は自分をアピールする、履歴書の中でも重要な項目です。手を抜かず、具体的にしっかりと記入をするようにしましょう。また、条件面を中心とした志望動機は、あまり良い印象を与えません。実際には条件面を見て医院選びをすることもあるかと思いますが、志望動機の欄には、他の理由を書く方が印象が良いでしょう。
志望動機のポイントをおさえよう
志望動機~◎良い印象の内容~
- なぜその医院を希望するのか?
- なぜその医院でなくてはならないのか?
- 医院のどんな部分に魅力を感じたのか?
- 自分はその医院でどんな仕事がしたいのか?
>志望動機~☓良くない印象の内容~
- 給料が高い
- 休みが多い
- 家から近い
志望動機を書いてみよう
ブランクがある場合
- なぜ復帰先としてその医院を選んだのか
- なぜ歯科衛生士として復帰しようと考えたのか
出産を機に、歯科衛生士の職を離れていましたが、子供の手も離れ、社会復帰したいと考えるようになりました。貴院では、歯科衛生士は歯周病治療と予防歯科を主に担当しているとのことですので、以前勤務していた歯周病専門医院での経験が活かせると思っています。
パートでの勤務を希望する場合
- 短時間勤務でもその医院にどんな風に自分が貢献できるのか
- どのように貢献したいと思っているのか
一般歯科で歯科衛生士としての幅広い業務を経験してまいりました。パートでの短時間勤務になりますが、今までの経験を活かし、即戦力として医院のお力になれればと思っています。
今まで経験のない診療科目の医院
- なぜ新しい診療科目の医院に挑戦しようと思ったのか
- 今までの経験をどのように活かせるのか
一般歯科で勤務をしていましたが、その中でも特に小児に対する予防処置、保健指導の大切さを日々感じておりました。小児歯科専門の貴院で、より深い知識と、専門技術を身につけたいと考えています。また、私自身が子育ての経験をしておりますので、子供とのコミュニケーションには自信があります。
専門性の高い医院
医院の専門とする診療内容になぜ興味を持ったのか
一般歯科で歯科衛生士として様々な業務を経験してきましたが、その中でも歯科衛生士が主体となって治療を勧めることができる「歯周病」に対する理解、専門技術をより深めていきたいと考えるようになりました。貴院で、歯周病専門医である院長先生のご指導の元、今後は歯周病学会認定衛生士を目指したいと考えています。
志望動機は、具体的な内容を記入する欄です。自分の話をたくさん書きたい気持ちも分かりますが、いろいろな話しを盛り込んでしまうと話がぼやけてしまします。内容は一つに絞り「自分の今までの経験で活かしたいこと」「医院を選んだ理由」など具体的な内容を書きましょう。