職務経歴書の書き方・準備

キャリアシートの書き方

職務経歴書は自分をよりアピールする資料です。書類選考や事前に履歴書を郵送する際は必ず必要になってきます。あなたと一度お会いして話をしてみたいです。と、思ってもらえるような興味をひく内容を入れる事が出来たらいいですね。でも、何をどのように書いたらいいのか分からない…。では早速順を追ってみていきましょう。

職務経歴書とは

職務経歴書とは、面接申し込み時の応募書類の一つで、職務経歴について詳しく説明をするためのものです。履歴書では「職歴」を記載しますが、その詳しい業務内容や実績など、自信の職務実績、経験をアピールするためのものです。

詳しい業務内容・職務実績・経験のアピールを記載する

歯科医院の面接に職務経歴書は必要?

歯科医院での面接には、職務経歴書の提出を求めない医院もあります。ですが、職務経歴書は、一般企業での転職活動では必須書類の一つです。提出を求められている場合には、もちろん職務経歴書の作成が必要ですが、提出を求められていなくても、履歴書と共に、職務経歴書を提出すれば、面接に対する意欲も伝わりますし、自己PRにもなります。

本格的に転職活動を考えている方は、ぜひ職務経歴書も作成しておくといいでしょう。

職務経歴書を提出することにより自己PRが更に増す

職務経歴書の基本の書き方

職務経歴書は、記載事項、記載方法の決まりなどがなく、自由に作成することができます。今回は一般の歯科医院から、歯科医院へ、歯科衛生士から歯科衛生士(同職)に転職する場合に作りやすい内容で職務経歴の書き方をご紹介します。

~勤務経験医院が少ない場合の例~
年収に関しては、現在よりも年収を下げたくないなど、希望がある場合には、職務経歴書に記載しておくことで、さりげなく医院側にアピールができます。

勤務先名 ○○デンタルクリニック 勤務期間 平成○○年○○月~
平成○○年○○月
従業員数 Dr:3名DH:5名DA:4名 年収(月収) 360万円(内賞与40万円)
業務内容
  • 担当制における歯周病治療(SRP、PMTC、TBI、治療計画の立案など)
  • インプラント患者に対するメンテナンス
  • インプラント手術アシスタント
  • 暫間被覆冠作成・印象採得
  • 新卒DH、DAの教育、指導

~転職回数が多い場合の例~
業務内容などをまとめて記載することで、勤続年数の短さが目立たずに済みます。

《経験診療科目》
・一般歯科・矯正歯科・審美歯科
《業務内容》
・担当制における検診、クリーニング、メンテナンス業務
・ホワイトニング(平成○○年、ホワイトニングコーディネーター資格取得)
・診療補助(暫間被覆冠の作成、咬合調整、印象採得など含む)
・院内在庫の管理・受付業務・レセプト業務・院内掲示物の作成

+自己PR

職務経歴の基本内容に加えて、最後に自分をアピールできる内容を付け加えてください。自分が書きやすいもので構いませんので、その医院で働きたいという気持ちを伝えられる文書を書きたしましょう。

~項目例~
〇自己PR 〇活かせる経験 〇志望動機 〇得意とする業務 など

職務経歴書の書き方について、お分かりいただけましたか?
職務経歴書は、自由に書くことができるため、内容にとても差が出やすいのが特徴です。職務経歴書を、ただ勤務先名と期間で終わらせてしまっては勿体ありません。
しっかりと、自分の経験や得意分野をアピールできる内容に仕上げていきましょう。