面接における第一印象はほとんど見た目で決まってしまいます。「人は見た目が9割」などと言われることもありますが、それくらい「見た目」が相手に与える影響は大きいものです。面接で注意したい身だしなみのポイントをご紹介していきましょう。
服装のポイント
歯科医院の面接の場合には、一般に企業の面接とは異なり、中途の場合は必ずスーツでなくてはならないということはありません。ですが、私服であるからこそ、服装で与える印象が面接で重要なポイントになってきます。
私服で面接に行く場合には「オフィスカジュアル」がお勧めです。そのままオフィスで1日働けるような、ある程度きちんと感のある服装であれば問題ありません。
一方、カジュアルすぎる普段着は面接ではふさわしくありません。一般常識のない人なのかな?と言う印象を与えてしまう可能性もありますので、注意しましょう。
- ◎良い服装例◎
- ・ スーツ(迷ったらスーツでもちろんOKです)
- ・ ジャケット
- ・ 襟付きシャツ
- ・ ひざ丈スカート
- ・ スラックス
- ・ パンプス
- ☓悪い服装例☓
- ・ ジーンズ
- ・ Tシャツ
- ・ ミニ、ロングスカート
- ・ サンダル
- ・ 露出の多い服
髪型のポイント
髪型は、長さによってアレンジ方法は異なりますが、ロングヘアであれば服装に合わせたまとめ髪、低めの一つ結びなど。ショートヘアであれば、スタイリング剤などできちんと全体をまとめるのが良いでしょう。ミディアムヘアの場合は、結ぶかどうするか悩むところだと思いますが、実際に就業する際をイメージしていただき、それに合わせると間違いないでしょう。
どの場合にも、髪色は常識的な範囲の明るさで、清潔感のあるように整えましょう。歯科医院では染髪禁止と言うところは少ないですが、事前に医院のホームページや求人情報でスタッフの様子が確認できる場合には、既存スタッフの髪色をチェックしておくと安心です。
- ◎良い髪型例◎
- ・ 一つ結び
- ・ 暗めの茶髪(黒髪)
- ・ まとめ髪
- ☓悪い髪型例☓
- ・ 金髪(明るすぎる茶髪)
- ・ 整えられていない髪
メイクのポイント
面接でのメイクはナチュラルメイクが基本です。ファンデーションに、適度なアイメイク、薄めのチークなどが無難でしょう。濃すぎるメイクはもちろん避けた方が良いですが、ノーメイクも面接では失礼になりますので注意してください。
(普段ノーメイクの方でも、薄めのファンデーションに眉を整えるくらいはした方がよいでしょう。)
- ◎OKメイク例◎
- ・ 細めのアイライン
- ・ アイシャドウ
- ・ マスカラ
- ・ ファンデーション
- ☓NGメイク例☓
- ・ ボリュームのあるつけまつ毛
- ・ 濃いチーク
- ・ ノーメイク
面接で注意したい身だしなみのポイントについてお分かりいただけましたか?
面接に向けての身だしなみをチェックする上で、何よりも大切なことは「清潔感」です。特に、「歯科衛生士」は職業上においても、清潔感を求められる職種です。服装・髪型・メイクを工夫して、清潔感の感じられる装いを目指しましょう。