臨床で役に立つ科目~歯周病学~

歯科衛生士の基本!歯周病学は役に立つ!
歯科衛生士学校の授業では、多くの科目があり、学生から見ると「こんなのが働き始めてから役に立つの?」と疑問に思うようなものもたくさんあります。ですが、歯科衛生士学校での勉強は国家試験だけでなく、臨床現場でも大変役に立つものばかり。主要三科はもちろんですが、「歯周病学」も歯科衛生士としてしっかりと理解しておきたい科目の一つです。

スケーリングは歯科衛生士の基本

歯科衛生士として働きだすと、必ずと言っていいほどスケーリングの業務を任されます。スケーリングは主要三科である予防処置でもみっちり勉強させられます。スケーリングで歯石をきれいに取ることはもちろん大切ですが、歯石を除去するだけでなく、歯石の成り立ちや、歯石が及ぼす歯周組織への影響までも理解して処置を行うことで、自分がどのような目標に向かって治療を行っているのかということが明確になります。

歯周病学は必ず臨床で役に立つ

現役の歯科衛生士用に発行されている歯科情報誌や書籍では、多くに「歯周病」について取り上げられています。それだけ、歯周病に関する情報は歯科衛生士にとって 必要と言うことです。このような情報を理解するためにも、学校で学ぶ歯周病学は基礎中の基礎であり、必ず理解しておきたいものです。

歯周病学はこの2ポイントが重要

現役の歯科衛生士用に発行されている歯科情報誌や書籍では、多くに「歯周病」について取り上げられています。それだけ、歯周病に関する情報は歯科衛生士にとって 必要と言うことです。このような情報を理解するためにも、学校で学ぶ歯周病学は基礎中の基礎であり、必ず理解しておきたいものです。

1.歯周組織の構造の理解(生物学的副径の理解)

歯周組織の構造を理解することは国家試験を乗り切るためにも必須ですが、臨床でも歯周組織の構造が理解できてない状態では、歯科衛生士としてスタートが1歩も2歩も遅れた状態です。歯科衛生士として理解していて当然であり、歯周病治療を行うためには必ず理解していなくてはならないものですので特に力を入れて勉強しましょう。

2.歯周病のリスクファクター

歯周病のリスクファクターは、国家試験では1~2問ほどしか出題されませんが、臨床では、毎日患者さまにお話しすることになるかも知れないくらい使用頻度の高い情報です。学校での勉強を期に覚えてしまいましょう。

歯周病学が臨床で役に立つ科目である理由はお分かりいただけましたか?学校ではあまり授業時間の長い科目ではありませんが、歯科衛生士にとって非常に重要な科目の一つです。授業が面白くないなと感じても、きちんと勉強して損はない科目ですので、前向きに授業に取り組んでもらいたいと思います。